【院長日記】医師を目指したきっかけ

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僕が医師を目指したきっかけ

こんにちは。院長の齊藤航平です。 少し間が空いてしまいましたが、これからも定期的に記事を更新していきます。 4月の診療報酬請求(初めてのレセプト)も無事に終わり、スタッフのおかげで5月を穏やかに迎えられました。 改めて、日々支えてくれるスタッフのみんなに感謝しています。

前回のブログで「どうして医師になろうと思ったのかを聞きたい」という声をいただいたので、今回はそのお話を書いてみます。 高校3年生の頃、私は東進ハイスクールに通っていました。

特に成績が飛び抜けて良かったわけではなく、浪人も覚悟しながらコツコツ勉強する普通の受験生でした。 夏には英語の合宿があり、朝から晩まで英語漬け。睡眠は6時間ほどで、小テストも何度もあり、毎回しっかり点を取るため必死でしたが、同じ目標を持つ仲間と励まし合う時間はとても充実していました。

3泊4日の合宿が終わる昼、担当の今井先生が最後のメッセージをくれました。 先生は学生時代からの夢を語り始めました。 先生には5人の親しい友人がいて、みんなで「世界中の人が裁判や医療を平等に受けられる社会をつくりたい」と話し合っていたそうです。

  • 2人は外交官となり、国際交渉の第一線で奮闘中
  • 1人は弁護士として高収入を得ながら、その一部を寄付して活動を支援
  • 1人は国連で人道支援に携わり続けている
  • そして今井先生自身は、その思いを次の世代に伝えるため予備校講師になった

「この中から将来、医師や弁護士になって僕らの活動を支えてくれる人が現れたら嬉しい」 先生がそう語ったとき、「なんてかっこいい大人なんだ」と胸が熱くなり、医師になることを強く決意したのを今でも覚えています。 正直、まだ今井先生の夢を直接支えられているわけではありません。

けれど、日本にいる医療を必要とする人に適切なケアを届けることで、少しでも力になれているのではないかと思っています。

取り残される人、医療で不必要に悲しむ人が出ない世界に一歩でも近づけるよう、患者さん、ご家族、そしてスタッフを含め、関わるすべての人が笑顔でいられる医療を目指して歩んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 今後もちょこちょこ記事を更新したいと思います。 引き続きよろしくお願いいたします。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 初のレセプトお疲れさまでした
    こんなに早くリクエストにお応えいただけるとは それは素敵な五人組ですね
    多感な時期にそのような師に出会えるとは…
    やっぱり先生持ってます
    確かに胸が熱くなりますね
    そして医師への決意 目標な向かって
    努力の賜物 恩師の今井先生もさぞかしお喜びのことでしょう
    こうして誕生した医師としても人としても素晴らしいサイトウ先生にお世話になれてきっかけ作りをしてくれました今井先生に母も私も感謝です 6時間睡眠の合宿ハードですね
    どんなカリキュラムなのかな~?見ても分からないけどどんな風景が覗いて見た~い
    同士と語り合い切磋琢磨出来たのも良い思い出ですね 合宿ならではかな
    世界中の人が裁判や医療を平等に受けられる社会 そんな当たり前がとても厳しい現状には嘆かわしいです
    ある日突然犯人にされてしまったり入館施設では人を人として扱われない報道もありました
    決してあってはならない事なのに後を絶ちません 三権分立って 人権って 望む事は真実に向き合い正しい判断をして欲しいだけなのに
    それが法の下の平等 お金や権力にものを言わせたり 長いものに巻かれる事があっては
    その判決によって人生が左右されてしまうのですから
    もっと身近なところでも感じるところはありますが
    同じ保険料で航平先生に診て頂けるのとそうでないのもとても不公平
    また世界を見渡せば更に 世界中どこにいても
    誰もが平等にそして安心安全に医療が受けられ水 食糧 住む場所があれば争いのない世の中になるのでは 私には何の力もありませんがそれなりに出来る事を実行したいと思います
    心に響くエピソードをありがとうございました
    あっ 私にしかない力があったんだ
    明日もどうぞ宜しくお願いします

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